リーダーに求められるもの

仕事をしていく上でみんなをまとめるリーダーって、大変な役職ですよね。私も1年ほどの短い期間ではありましたが、部署のリーダーを務めたことがあります。リーダーというと、「皆をまとめて引っ張っていく人」というイメージの方が多いのではないでしょうか。

でも私は与えられた仕事を一人で黙々とこなしたいタイプで、どう考えても「引っ張っていく」タイプではなかったのです。なのでリーダーになってくれと言われた日は、それはもう絶望的な気分で帰宅しました。私のいた部署は私が最年少だったため、まとめるべき部下は全員歳上。

そのため、余計に「皆付いてきてくれるだろうか」「私なんかにまとめられるのだろうか」と、不安だらけでした。でも抜擢されたからにはやらないといけません。お仕事ですから。だから私は考えました。「どうやって皆を引っ張っていくのか」を。そうすると、考えているうちに一つの疑問が浮かびました。それは「引っ張っていく必要があるのか?」ということです。

私が今まで見てきたリーダーは、自分が先頭に立って皆を鼓舞するタイプの人たちばかりでした。でも私はその人たちとは別の人間なのです。無理にその人たちのように振る舞う必要など無いのです。私が出した結論は「引っ張らないリーダーになろう」ということでした。「付いてきて!」と言わなくても、私自身の普段の言葉や行動で、皆が自然と付いていきたくなるリーダーを目指して、「支える」事に徹しました。

もちろん、これが正解だったのかは分かりません。やっぱり引っ張っていくのがリーダー!という方もいるでしょう。けれど、私にはこの「支える」リーダーが合っていたのだと思います。あんなに嫌だと思っていた大変な役職だったのに、最後にはやりがいを感じていたからです。向いていないと思うことでも見方を変える事が出来れば、仕事も楽しくなるのかもしれません。

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